箸中イヅカ古墳
         橿原考古学研究所提供
 国道169号線のバイパス設置に伴う第121次調査で確認された古墳である。墳丘は既に削平されており、地表には全くその痕跡を残していない。墳形は前方後円墳で、馬蹄形周濠を持つと考えられており、後円部の直径は45〜50m、全長は100mを超える大きなものと想定されている。確認された周濠の幅は10m前後で、多くの埴輪や木製品・土器などが出土しており、築造時期は4世紀後半と考えられる。纒向遺跡ではビハクビ古墳と並んで数少ない4世紀代の古墳である。