南飛塚古墳
 1987年の水路改修工事に伴う第51次調査では埋没古墳の周濠の一部と考えられる幅8.5m、深さ60cmの溝が検出されており、墳形は方墳あるいは前方後円墳と考えられている。溝からは布留0式期(3世紀後半)の土器とともに建築物の壁材と考えられる木製構造物が倒壊したままの状態で出土している。この建物は住居としての用途ではなく、祭祀行為に伴うものと考えられており、当時の建築技術のみならす古墳における祭祀を考える上でも重要な資料となっている。