東田地区の弧文石
 第36次調査で溝の上層から出土したものである。重さは24.25で、粘板岩製と見られるが、施文の残る面は長辺47cm、短辺2.8cm程度しか残存しない小片であり、本来の形状は不明である。施文面を観察すると写真の下部から左側部分にかけては施文の基準となる4本の線が引かれたままで、彫刻が施されていない部分が残る事から、製作途中で何らかの理由により廃棄されたものであろう。庄内3式期から布留0式期のも のと考えられる。