メクリ地区の木製仮面
 第149次調査において朱塗りの盾や木鎌などの多数の遺物とともに庄内1式期(3世紀前半)の土坑から出土したもので、長さは約26cm、幅約21.5cmを測る。アカガシ亜属包の広鍬を転用して作られたもので、□は鍬の柄孔をそのまま利用しているが両目部分は新たに穿孔しており、高く削り残した鼻には鼻孔の表現も施されている。なお、眉毛は線刻によって表現されており周辺にはわずかに赤色顔料の付着が認められた。木製の仮面としては国内最古の事例である。