纒向大溝
             橿原考古学研究所提供
 纒向小学校の建設時の第6次調査で検出されたもので、幅約5m、深さ約1.2mの溝が大の字形に合流するもので、確認されている各溝の長さは北溝約60m、雨溝約140m、庄内0式期に掘削され布留1式期(4世紀初め)には埋没している。特徴的なのは雨溝に護岸用の矢板が打ち込まれている事と、両溝の合流点には水量の調節が可能な井堰が設けられている事である用途としては濯漑用であるとともに物資運搬用の水路とする見方が強い。