家ツラ地区の導水施設
 導水施設は第50次調査で出土したものである。中央に幅63cm、長さ190cmの大きな木製の槽を据え、北・南・東の三方から木樋を通して水を注ぎ、槽に集めた水は西側へと才−バーフローさせて、木樋から素掘り溝へと排水している。施設の全域を調査したものではなく、全容は明らかではないが、浄水を集めた祭祀の場と考えられている。遺構は布留1式期(4世紀初め)には廃絶しており、その設置は布留0式期新相(3世紀後 )ごろに遡る可能性が高い。