尾崎花地区の区画溝
 第80次調査では布留0式期から布留2式期式初め(3世紀後半〜4世紀前半)にかけての区画溝とこれに伴う柱列が検出されている。区画溝は段丘の端面に掘削されたもので、幅・深さともに約2mの規模を持っている。また、溝の外側には土塁があり、約1.6mの問隔て柱が立てられていた。これらの施設は纒向遺跡内でも特殊な役割を待った施設(居館・倉庫群など)を一般地域から遮蔽するための施設と考えられるものであり、内側に当たる東側の調査が期待される。