平成26年第1回桜井宇陀広域連合議会定例会

 

 

 平成26年2月19日(水曜日)午前10時36分から曽爾村振興センターにおいて、平成26年 桜井宇陀広域連合議会 第1回定例会が開会されました。

 東山議長の開会宣言、竹内広域連合長から招集挨拶の後、諸報告として、議長より1月27日付けで、芝田副議長から議員辞職願が提出され、閉会中であったことから、会議規則第94条、並びに第95条の規定により、辞職を許可したことの報告がありました。

その後、会議に入り、議事日程により、議席の指定がありました。これは、曽爾村議会から新たに選出されました木冶正人議員の議席指定です。

次に、会議録署名議員2名の指名、会期は2月19日の1日間と決定したのち、副議長が辞職されたことに伴う選挙を行い、御杖村の中谷 誠議員が副議長に当選しました。

 続いて、広域連合長より提出議案の説明を受けました。なお、今期定例会に提案された案件は、副広域連合長の選任同意、及び平成26年度桜井宇陀広域連合各会計予算3件、並びに条例の一部改正の合計5件で、慎重に審議した結果、各議案とも原案どおり可決・同意しました。

以下、今期定例会に提出された各議案の概要について、簡略に報告します。

 まず、同意第1号、副広域連合長の選任同意では、昨年12月14日に、副広域連合長としてご尽力いただいていました岡田泰昌曽爾村長がご逝去されたことにより、空席となった副広域連合長の選任の同意案件で、その後任として、御杖村長の鈴木仁彦氏を選任することに同意しました。

次に、議案第1号、平成26年度一般会計予算では、歳入歳出予算総額1,315万7千円で、対前年度と比較して13万5千円の増額となります。

一般会計では、広域連合の基本的な運営に必要な経費が計上されていますが、歳出の主なものは、議会費では、議員報酬などのほか、前年度にあった2年に1度の議員県外行政視察費用は減額になり、平成26年度は、議員研修の講師謝金が計上されました。

総務費では1,092万8千円となり、所掌事務を処理するための人件費、並びに事務所の管理費等の経常的な経費が計上されています。

民生費では155万3千円で、議案第4号の条例の一部改正に関連しますが、障害支援区分認定審査会において、その審査件数に対応するための予算などが計上されています。

次の、議案第2号、平成26年度ふるさと市町村圏基金特別会計予算では、歳入歳出予算総額1,220万円で、対前年度比較180万円の減となりました。

これは、基金の貸付・運用先であった桜井市土地開発公社の解散により、全額返済されたことから、今後、新たな運用先として、国債・地方債による運用が予定されていますが、近年の債券相場の低迷により、財産収入である基金運用利息が大幅に減少することから、事業費全体の減少となりました。

なお、県補助金や宝くじ助成金等の財源確保を図られており、これらの特定財源を除いた実質的な一般財源ベースでは968万円となり、前年度比較32万円の減となりました。

歳出の主なものは、広域観光の施策として、広域観光アプリ「桜井宇陀ぶらり」を活用して、圏域内を周遊散策していただく観光探訪を実施し、桜井宇陀の魅力を伝えていくことにあわせ、広域観光に訪れていただく皆さんに、さらに満足いただけるよう、工夫を積み重ね、次に繋げていくのとことです。

桜井宇陀ぶらりについては、平成25年度は、長谷寺から貴重な絵図の提供を受け、既にアプリに掲載されています。さらに、伊勢本街道のマップについては、これまでは奈良県と三重県の県境で途切れていましたが、三重県庁、並びに三重県市町総合事務組合の協力により、県境を越え、奈良の長谷寺から三重の伊勢神宮までの道のりが、一つのハイキングマップとして繋がり、まもなくアプリに掲載されますが、今までにない画期的なものとして期待するとともに、平成26年は「おかげ年」といわれ、伊勢神宮への参拝が非常に多い年に当たることから、伊勢本街道への誘客、桜井宇陀ぶらりの利用、並びに圏域の活性化が図れるものと期待するところです。

また、昨年12月に桜井市で開催された、宝くじ助成事業「桜井宇陀物語、桜井宇陀芸能祭」は、芸能発祥の地において、圏域内市村の郷土芸能をはじめ、女優、浅野温子さんによる「古事記のよみ語り」は、観客を魅了し、非常に大きな感動をあたえました。

平成26年度では、桜井宇陀が共有する「伊勢本街道」をテーマに、引き続き、自治総合センターの宝くじを活用した事業として、大人から子どもまでの誰もが気軽に参加できるよう、観光スポットをスタンプラリー形式で巡りながら、古事記にあらわされる、倭姫の伝承がのこる風情を感じ、楽しんでいただく『伊勢本街道マラソン』を御杖村で開催する同時に、『ふるさと物産展』を開催し、会場を盛り上げていくよう計画されています。

また、平成24年度より実施している、社会人プロを講師に迎えての「サッカー教室」は、毎回、大変好評であることから、スポーツ振興センターの助成金を活用して引き続き開催し、子どもたちの健やかな成長に繋げていくとのことです。

その他、皆さんに桜井・宇陀を知っていただくため、広域連携による観光戦略としてのPRなど、可能な限りの情報発信事業や観光紹介、及び物産展ブースの出展、観光キャンペーンなどに努めるとともに、今後も、各種補助金の活用をはじめ、財源確保に努めながら、ふるさと振興事業の実施に努めるとのことです。

次に、議案第3号、平成26年度介護保険特別会計予算は、歳入歳出予算総額として5,889万3千円で、対前年度と比較して543万2千円の増額となっています。

その歳出の主なものは、介護認定審査会委員報酬として1,117万2千円、介護認定事務を処理するために必要な人件費として959万3千円、市村からの派遣職員3名分の負担金として2,500万円、介護認定審査会支援システム機器等借上料、及びその保守として372万6千円、その他、介護認定に伴う事務費などが計上されました。

なお、今回は、新たに予防給付の見直しや地域支援への移行などの法改正に伴うシステム改修委託料として439万2千円のほか、平成11年に登録し約15年が経過する公用車の借上げ料として、債務負担行為の設定が計上されました。

この財源は、構成市村の負担金4,900万円で、昨年同様、負担金は据え置きとなっています。また、繰越金984万3千円、諸収入5万円を計上し、歳入歳出の均衡が図られています。

次に、議案第4号、桜井宇陀広域連合障害程度区分認定審査会の委員の定数を定める条例の一部改正は、平成25年4月1日に、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律が改正・施行されましたが、厚生労働省令で定める区分として、「障害程度区分」を「障害支援区分」に改め、これまでの障害の程度、重さで区分するのでなく、障害の多様な特性や心身の状態に応じて、必要とされる支援の度合を総合的に示すもので、平成26年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正がありました。

以上、当日提出されたすべての議案の審議を終え、午前11時12分に閉会しました。

 なお、定例会に先立ち午前9時30分から全体協議会を開催し、副議長辞職に伴う議員の就任、及び副議長の選挙について、また、12月にご逝去された岡田 前副広域連合長のこれまでの御尽力に感謝するとともに、ご冥福をお祈りし、黙祷を捧げました。

その後、提出予定議案である副広域連合長選任同意、平成26年度の各当初予算の概要、条例の一部改正について説明があり、一部の事項について質問がありましたが、事務局からの答弁で了解しました。