平成27年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会報告

 平成27年桜井宇陀広域連合議会第1回定例会を、平成27年2月26日(木)午前10時30分から、曽爾村振興センターにおいて開会しました。
 会議は、中谷議長の開会宣言、松井広域連合長の招集挨拶のあと、議事日程により会議録署名議員2名の指名、会期の決定、広域連合長の提出議案の説明がありました。
 なお、当日付議された議案は、「平成27年度桜井宇陀広域連合各会計予算」3件、「条例の一部改正」1件、「公平委員の選任同意」1件の合計5件で、介護保険特別会計に関する質問がありましたが、連合長並びに事務局から答弁があり、慎重に審議した結果、各議案とも全員賛成をもって、原案どおりこれを可決・同意しました。
 次に、一般質問の申出があり、木治正人議員から「平成26年第2回定例会における一般質問答弁に係る調査及び研究について」質問があり、松井連合長から、「ふるさと振興事業におけるこれまでの経過と、アンケート調査の分析を活かしたうえで、今後の事業を進めてまいりたい。」、また、新たな広域連携については、「広域化、連携化の重要性・必要性は十分認識しており、今後、さらに、桜井宇陀圏域の諸課題を含めて、調査・研究してまいりたい。」との答弁がありました。
 議案第1号の一般会計予算は、歳入歳出予算総額1,429万7千円、対前年度比較では114万円の増額となりました。
 一般会計では、広域連合の基本的な運営に必要な経費を計上されており、歳出の主なものは、議会費では、議員報酬などの他、平成27年度は議員県外行政視察の年にあたることから、その経費が計上されました。
 総務費では 1,166万円で、所掌事務を処理するための人件費並びに事務所の管理費等の経常的な経費が計上されています。
 民生費では163万6千円で、平成27年度は障害支援区分認定の3年に1度の更新時期になることから、その審査件数に対応するための予算が計上されました。なお、この財源は、構成市村負担金1,220万円、地域生活支援事業国庫補助金51万円、繰越金158万7千円となっています。
 議案第2号のふるさと市町村圏基金特別会計予算は、歳入歳出予算総額1,171万3千円で、対前年度と比較して48万7千円の減となりました。
 歳出の主なものは、広域観光の施策として広域観光アプリ桜井・宇陀ぶらりを活用し、圏域内を周遊散策していただくための観光探訪を実施し、桜井・宇陀の魅力を伝えていくことにあわせ、アンケート結果を基に事業の検証を行いながら、さらに満足いただけるよう、また、広域観光のメリットが活かされるよう、工夫を積み重ねていきたいとのことです。
 また、平成27年度は、桜井・宇陀には雄大な自然があるなか、農村のシンボルであります水田を、幅広い世代間交流の場として、子どもから大人まで、だれもが気軽に参加でき、水田をとおして、農業への親しみや農村への理解を深めていただくと同時に、その風情を感じ楽しんでいただくため、休耕田を活用したどろんこスポーツ大会を、曽爾村で開催されると同時に、ふるさと物産展を開催し、会場を盛り上げられる予定です。
 さらに、社会人プロを講師に迎えてのサッカー教室は、毎回、大変好評であることから、引き続き構成各市村の4ヶ所で開催し、子どもたちの健やかな成長につなげていきたいとのことです。
 その他、多くの方々に桜井・宇陀を知っていただくため、カレンダー及び広報紙の発行、ホームページなどをもって、圏域の魅力を広く伝えるとともに、奈良県や奈良県ビジターズビューローなどとの連携による観光戦略として、可能な限りの情報発信事業や観光紹介及び物産展ブースの出展、観光キャンペーンなどに努めていくとのことです。
 この財源の主なものは、運用型基金運用益208万3千円、取崩型基金繰入金600万円、繰越金90万5千円、県補助金15万円、宝くじの助成金200万円、日本スポーツ振興センター助成金50万円を活用して事業を実施しますが、今後とも、各種補助金の活用などをもって財源確保に努め、ふるさと振興事業の実施に努めるとのことです。
 議案第3号の介護保険特別会計予算は、歳入歳出予算総額5,742万円で、対前年度比較では147万3千円の減額となりました。
 この会計は、介護保険の認定審査事務を行うための経費を計上しており、高齢化の進展等に伴う審査件数の増加に対応できるよう、年間の審査件数6,400件、審査会220回を見込んでいます。
 歳出の主なものは、介護認定審査会委員報酬1,250万1千円、同委員の旅費に係る費用弁償95万3千円、介護認定事務を処理するために必要な人件費1,063万9千円、市村からの派遣職員3名分の負担金2,550万円、介護認定審査会支援システム機器等借上料及びその保守372万6千円、その他、介護認定に伴う事務費などが計上されました。
 この財源は、構成市村の負担金4,900万円、繰越金837万円、諸収入5万円となっています。
 議案第4号の桜井宇陀広域連合広告式条例の一部改正は、平成27年1月5日に連合事務所が移転したことに伴い、所要の改正が行われるものです。
 同第1号の公平委員会委員の選任同意については、平成27年7月2日付けで任期満了となる委員の後任として、高山良則氏を選任することに同意しました。なお、任期は平成27年7月3日から平成31年7月2日まで。
 以上、今期定例会は、当日提出されたすべての議案の審議・採決並びに一般質問を終え、午前11時17分に閉会しました。